昭和8年生まれの旧岡田邸は今年80歳。
北の誉という、酒蔵のオーナーの自宅として誕生しました。
正面玄関にあるステンドグラス、西日を美しく見せる銅の入った硝子、
クリスタルのシャンデリア、大陸的な高い天井、遊び心のある欄窓。
30畳の和室とアーチ型の居間、美しい漆喰の壁、
そして、紅葉の庭。
2年を要して建てられた『見積もりのない建て方』と言われるお屋敷は、どれほど大切に、丁寧に住まわれてきたのか…。
建築物は、その建築当時の『文明』。
この文明が使い込まれ、景色に順応し、地域に溶け込んで初めて『文化』という結晶になります。
旧岡田邸を再生し活用することは、『歴史的建造物』を保存することではなく、『旭川の文化』を創造することに他なりません。
200歳になった旧岡田邸に、素敵な旭川を見てもらいたい。
そんな願いをこめて、私たちはこのプロジェクトチームを発足しました。
2015.01.21
2012.12.14
2012.11.09
2012.10.16
2012.09.29
2011.5.13
旧岡田邸を財団が取得しました。詳しくはこちら